Windows がスリープしない原因を調査する方法を書いていきます。
背景
パソコンにオーディオインターフェイスを接続してから、スリープ状態に移行しなくなりました。
※ 違う製品で、同じ事象が発生するかは分かりません。
原因の調査方法
管理者権限でコマンドプロンプトを起動して、以下のコマンドを実行します。
powercfg /requests
コマンドを実行すると、スリープを阻止している原因(アプリやドライバー)が表示されます。
スリープに移行しない状態
オーディオインターフェイスの接続中に、コマンドを実行した結果は以下の通りです。
>powercfg /requests DISPLAY: なし。 SYSTEM: なし。 AWAYMODE: なし。 実行: なし。 PERFBOOST: [DRIVER] レガシー カーネルの呼び出し元 Power Manager ACTIVELOCKSCREEN: なし。
PERFBOOST にドライバーが表示されていました。
スリープに移行する状態
オーディオインターフェイスを外して、コマンドを実行した結果は以下の通りでした。
>powercfg /requests DISPLAY: なし。 SYSTEM: なし。 AWAYMODE: なし。 実行: なし。 PERFBOOST: なし。 ACTIVELOCKSCREEN: なし。
対処方法
パソコンをスリープさせたい場合は、オーディオインターフェイスを外すことにしました。
オーディオインターフェイスの仕様
スリープさせないのは、オーディオインターフェイスの仕様だったのかもしれません。録音中などは、スリープすると困る気がしました。