「負けヒロインが多すぎる!」のショートストーリー(会話形式)になります。
登場人物
- 小鞠知花
- 温水和彦
本文
温水「小鞠、また部長会の練習をしよう。」 温水「俺がいない時、小鞠が代理で出れるように。」 小鞠「お、お前!あ、あの言葉、嘘だったのか?」 温水「いや、嘘じゃない。」 温水「でもさ、俺が登校中に車にひかれたり、」 温水「犯罪の被害者になることもあるのかなって。」 小鞠「お前、転生願望でもあるのか・・?」 小鞠「か、風邪引いて学校に来れない場合、でもいいだろ」 ----- 小鞠「ど、どうだ?」 温水「前よりはすごく良くなってると思う。」 温水「そういえば、前に言ってたよな、」 温水「人が大勢いることを想像すると緊張するって。」 小鞠「あ、あぁ」 温水「小鞠は俺と話してるときは普通なんだから、」 温水「俺しかいない、って想像してみたらどうだ?」 小鞠「ぬ、温水しか・・」 温水「あぁ、そうだ。」 温水「俺だけだ。」 温水「俺しかいないって思ってくれ!」 小鞠「!」 温水「ん、どうした?」 温水「もしかして、想像し辛いのか?」 温水「それなら声に出してみるのはどうだ?」 温水「俺しかいないって。」 小鞠「・・・」 小鞠「ぬ、温水しか・・」 小鞠「い・・、い、」 小鞠「言うかバカ!」 小鞠「もう練習なんてしないからな!」
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キャプション
温水君は責任取らないとね・・