アークナイツのアニメ1期『黎明前奏/PRELUDE TO DAWN』を見た感想を書いていきます。
注意事項
自分はアークナイツ初心者で、アニメを見てからゲームを始めました。分からないことが多いので、大目に見て頂けると嬉しいです。
多少のネタバレもあるのでご注意ください。
アニメを見て良かったこと
アニメを見て良かったことは、
- アーミヤさんに会えたこと
- Medicさんに会えたこと
- ドーベルマン教官に会えたこと
- Aceさんに会えたこと
- 他にも沢山
です。
あと、アニメを見てゲームを始められたことも良かったです。タワーディフェンスは初めてプレイしたのですが、非常に奥が深いなと感じています。
第一印象や世界観は暗い
正直なところ、映像や世界観は暗い印象が強いと感じました。
アークナイツの世界には、鉱石病(オリパシー)という致死率100%の不治の病があります。
また、人々は天災(暴風や雪害、隕石の落下も含む各種自然災害)を避けながら生活をしています。
感染者への差別
アーミヤさんも鉱石病に感染していて、所属しているロドスという組織にも感染者が多くいます。
鉱石病の感染者は非感染者から差別されることも多く、どうしても暗い話になってしまいます。
感染者同士の敵対
今回の敵(悪役)となっているレユニオンという組織も、鉱石病に感染している人々から構成されています。
感染者同士が敵対してしまう、悲しい世界になっています。
暗いだけではない
私自身の話で恐縮ですが、どちらかというと暗い作品よりも明るい作品が好きです。
戦闘や暴力的なシーンも、あまり好きなほうではないです。
それなのに、ゲームを始めるほどにアークナイツを好きになったのは、やはり「暗いだけではない」からだと思います。
少し想像して頂きたいのですが、真っ暗な所にずっといるのは難しいですし、そういった所を好きになるのも難しいと思います。
ですが、暗いところに光があると、より輝くというか、アークナイツからはそんな印象を受けました。
夜景のような美しさ
では、アークナイツにおける光や輝きとは何か?と聞くと、人によって違うでしょうし、色々なものがあると思います。
私にとってのアークナイツの光は、キャラクター(オペレーターさんたち)の輝きでした。
アニメのドクターも、8話の最後でアーミヤさんに対して次のように仰っていました。
「目が覚めたとき、暗闇の中で君が掲げる光が見えた。」
暗くて辛い理不尽な世界でも、輝きを持って生きるキャラクターに惹かれました。
それは正に、夜景のような美しさだと思いました。
表現したい世界
たぶん、敵を鉱石病を運んでくる正体不明の生物とか、そういった設定にすることもできたんだと思います。
そうしたほうがもう少し明るくて、登場人物やプレイヤーも敵と戦いやすくなると思います。
ですが、あえて感染者同士の争いを選んだのは、そういった世界でしか表現できないものを表現したいからだと思います。
意図的に暗くして、その中で光を描きたかったのかと思います。
レユニオンはかわいそう
ただ、バトルものの宿命というか、敵を悪く描かないといけないので、レユニオンはかわいそうだなと思いました。
例えば、レユニオンが暴力に頼らず、法に従ってデモをしているような集団だと、なかなか戦えないと思います。
そういった相手と戦うと、主人公側が悪者になってしまいます。
敵がいないとタワーディフェンスというゲームも成立しないので、やはり悪役として残虐性を持った人物を描かなければなりません。
絶対的な正義はない
では、悪役を暴力で制圧するのが正しいかというと、そうとは言い切れないと思います。
レユニオンも元々は虐げられていて、それが原因で暴動が発生しているところもあります。
絶対的な正義はないというか、そういった葛藤も描かれていて、それがまた良いところだと感じました。
よりキャラクターに共感を感じるというか、そんな気がしています。
アニメを見るための知識
私なんかがこんなこと言うのもおこがましいですが、前提知識がなく設定が分からない状態で、いきなりアニメを見て大丈夫だと思います。
というより、むしろおすすめです。
きっとそういう風に作っているというか、ドクター(プレイヤー)は記憶喪失なので、世界観や登場人物のことが分からない状態からスタートします。
なので、徐々に分かっていくところが面白いというか、アーミヤさんやドーベルマン教官も優しく教えてくれます。
それが最高です。
終わりに
すみません、長くなってしまいました。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
アークナイツはアニメもゲームも本当におすすめです!